IQ160はIQシリーズ初期の中核モデルで53.9×40.4mmのフルフレーム645CCDに60.5MP(8984×6732 / 6µm)を搭載したデジタルバックです。
4:3比率で、35mm判のセンサー面積と比較すると
IQ160:53.9×40.4 = 2,177.6 mm²
35mm判:36×24 = 864 mm²
→ 2,177.6 ÷ 864 = 約2.52倍の差があります
35判換算の場合、80㎜のレンズが51㎜相当になるため、歪みを抑えた商品撮影や建築・インテリア撮影で有利に働きます。
出力される色の伸びや発色に優れており、数あるCCDセンサーの中でも安定度、画質クオリティともに指折りのモデルと言えます。
Sensor+(ピクセルビニング)モードに関しては33×44センサーであるIQ140 よりも500万画素大きい1500万画素での使用ができるため、この画素数で十分に完結できる汎用性を備えます。
操作性は、背面は3.2型・約115万画素のマルチタッチ対応。ズーム最大400%までの確認や、Pシリーズ以前より“背面で完結”しやすい設計です。
また、ライブビューによるピント合わせが可能なため、テクニカルカメラ使用時のピント確認も単独で可能です。
剛性に関しては、航空機用アルミ削り出しボディのため、バックとしては剛性を重視した設計です。過酷な環境(極端な暑さ/寒さ/湿度)を想定して設計されたプロ用モデルです。
メディアはCFカードです。相性問題を避けるため、動作確認済みカードの情報を確認のうえ選定いただくのが安定した運用につながります。
■ 商品の状態
撮影回数:71.080回
注意事項:通常の表示に問題ありませんが、撮影画像を全画面で再生する際、画面に細い横線が入ります。ピントを確認できるモードでの再生時には不具合ありません。※撮影データには影響ありません。
■ 付属品
・本体
・カバープレート
・チャージャー
・バッテリー×1

